バイオーグトリニティ考察 .1

様々な用語が次から次へと出てきて、なんだなんだ!?と思ってるうちに話が進んでいくので、10周以上した現在でもまだ理解できていません。しかし、軽くここら辺で考察してみたいと思います。

藤井とは何者なのか

下の名前がわからない

本編(8巻現在)で藤井の下の名前がいまだに出てきていません。1,2巻くらいまでキワはほぼ全員をフルネームで呼んでいる中、藤井だけは「藤井」と呼んでいます。中学からの友達だからといえばそれまでですが、それでも藤井の下の名前がずっと出てこないのは違和感があります。何かのカギとなるのでしょうか?

芙三歩との関係

そして、たびたび出てくる「穂坂より藤井の方が芙三歩に必要」という発言。この理由があきらかになっていません。しかし、理由らしきものはいくつか出てきています。

まず「藤井の穴が芙三歩の穴とつながっている」ということ。穴がつながっている人物がほかに明らかになっていないのでなぜ繋がっているのか、今後のカギになりそうです。

そして4巻ラストでネクロマリアが語った「榎本芙三歩も彼も..全ての記憶を失っている」という発言。実際に読むとわかりますが、文脈的にここで「彼」は明らかに藤井を指しています。芙三歩が記憶を失ったというのはおそらくナイフで殺されたあのときのことでしょう。しかし、藤井が記憶を失ったというのはどういうことなのでしょうか?

さらに7巻での芙三歩への告白。芙三歩は「自分でも何言ってるかわからないけど」藤井は駄目だと告白を拒否しています。それは前世(芙三歩が殺される前)に何か藤井と因縁があったことを示しているのではないでしょうか?

また、告白して芙三歩から血が出始めたときに、藤井も芙三歩殺害現場を「思い出して」います。やはりあの場に藤井もいたのではないでしょうか?

藤井が何らかの形で芙三歩殺害事件とかかわっていた、だから穴がつながっていた??謎は深まります。

バグ穴内で分離するか否かは何が基準なのか

今のところバグ穴内で分離しないことがわかっているのは、「ウラノス」、「沙雪」、「リゲル」、「藤井」、「ゴーリィ」の五人です。

...といっても実はこれほぼ解決してて、8巻のリゲルの発言で「俺ら(バイオーグ)はよォまあ、ホラ、アレよ 絆っつーの?そうカンタンにバラバラにゃなりゃしねーってのによォ」と言っています。

...ということはゴーリィもバイオーグということでしょうか...??

素朴な疑問だけどなんで松陰は再生できるのか

穴で自分を吸い込んで再生しているっぽいのですが、それなら穴がひとつふさがるはずで、でも吸い込んだのが自分だからノーカンということなのでしょうか?というかそれ以降は特に穴で吸い込んで再生しているという描写がありません。よくわかりませんね。

というか数億人も吸い込んでおいてウラノスはなぜ警察にノーマークなのか?

今の人類を基準とすると70億分の数億って、1割弱ほどにあたります。さすがに問題になりそうなものですがね...吸収した人のほとんどがバイオーグだから問題ない、ということなのでしょうか?兵器として使われていたバイオーグを吸収したからこんなに大きいということでしょうか?

6巻でウラノスが「私はその物語をつむいで生まれたのよ」と言っています。つまり、「背後の巨大組織が作り出した兵器だから」ノーマークなのでしょうか?その辺も気になります。

終わりに

とりあえず思いついた範囲で書きました。また思いついたら継ぎ足していきます。