本当は存在しない「嫌いな人」

嫌いな人、いますか?きっと何人か頭によぎったのではないでしょうか?しかし、本当に彼らのことが「嫌い」ですか?

人間は誰しも完璧たり得ないとは昔から言われています。僕もあなたも隣の人も。そんな僕らには少なからず欠点があります。

しかし、同時に長所だってあります。面白い、話をよく聞いてくれる、一緒にいて落ち着く。いろんないいところがあるはずです。

さて、あなたは本当に嫌いな人がいますか?ただ単に嫌いな部分がたくさんある人なのではないですか?きっと長所はたくさんあります。それを無視して「嫌いな人」と断ずるのは簡単ですが、とても虚しいことだと思います。

同じように、「本」「映画」「音楽」「評論」、それぞれいいところも悪いところもあるはずです。いつも悪いところばかり探すのではなく、いいところ、面白いところに目を向けてはどうでしょうか?