PLL の二側面判断について

(この記事は ao5sub12 のものが書いています)

PLL の二側面判断とは?

その名の通り、2側面を見てどのPLLなのか判断するテクニックのことです。 わざわざ持ち替えてL面を見る必要がないため、判断時間が短くなります。

実はある程度の二側面判断は最初からできる

みなさんはすでに ある程度は二側面判断ができます。 たとえばこのPLLはほかの面を見なくても Jb perm とわかりますよね。

このように、すでに覚えているパターンもいくつかあります。

ではこちらはどうですか? ほかの面をみないと判断が難しいかと思います。

二側面判断ができるようになると、これは V perm だとすぐわかります。

二側面判断のやり方

二側面判断のやり方は簡単で、色パターンとPLLの対応を覚えるだけ です。いちいち「ココとココを交換するからあのPLLだ!」みたいに考えていません。

僕はMark49152’s Two-Sided PLL Recognition GuideというPDFでやり方を覚えました。英語ですが、図も豊富なのですぐ理解できると思います。

覚えるときにはPLLクイズを使いました。これは二側面が表示されてどのPLL か当てるという、まさに 二側面判断を練習するのにうってつけのツールです。

まずはPDFを見ながらクイズに回答します。慣れてきたらPDFを見ないでクイズに取り組みます。全部覚えたら実際にキューブを回して練習します。ただ、回してみるとわかりますが、クイズのときとは見え方も異なります。また、AUFをしてから手順を回さなければならないので、意外と最初はうまくいきません。たくさん練習しましょう。

そもそも: 二側面判断はできたほうがいいのか?

実は二側面判断はできなくてもいいという話もあります。二側面判断はあくまでOLLを回し終えたあとにしかできません。そのため、先読みと相性が悪いテクニックです。OLLの時点でPLLの先読みをしておけば判断の時間をカットできます。

ただ、PLLの先読みができないのでこれに関して僕は正直わかりません。多分、二側面判断を覚えて損はないと思いますが、もっと早い人には不要だという人もいるかもしれません。